回文/や行

あいうえおINDEX

35文。(カッコ)内は出典等。
灸(やいと)いや

灸いや艾(もぐさ)臭くも灸いや(毛吹草追加下、南何)

頓(やが)て出しやれ吊れ吊れや仕立蚊帳(崑山集)

やがて見つ日をのべる葉も咲く花は草も春べの老い(ひ)摘みてかや(老摘草、廻文歌百首)

焼芋を鳩に餌にとは思ひ(い)きや(入舩狂句合)

焼接屋(やきつぎや)

やく山焼くよよく山焼くや(毛吹草追加下、南何)

焼け竹やとんどやとんど焼け竹や(夢見草、五)

やしろ宜しや社よろしや(毛吹草追加下、春日何)

やすいあいずややすいあいずや(紙屋川水車集、第五)

痩せ畑(はた)荏胡麻(えごま)孫へ賜(たば)せや(はした柴)

安い椅子屋

宿で待てとや宿で待てとや(紙屋川水車集、第四)

宿も爰(ここ)茸(たけ)狩りかけた爰許や(紙屋川水車集、第三)

宿もと惜しむ虫を友とや(魚の歌合)

宿やどもたまにも訪ひぬばくち打食はぬ日ともにまたもどやとや(狂歌才蔵集、14、はくうちの人をみ侍りて、紀定丸)

宿り遂げぬは羽抜鳥とや(廻文俳諧之歌仙)

宿る露玉は軒端の葉に繁し庭の萩の葉またゆず(づ)るとや(廻文歌百首)

魚梁(やな)深津春とく取るは束鮒(つかふな)や(紙屋川水車集、第五)

矢のし年こす過(すご)し年の矢(紙屋川水車集、巻軸)

藪に葉のなびけたる様にぎはひは木にまさる竹雛の埴生(はにふ)や(廻文歌百首)

山家(やまが)は賤(しづ)も持つ柴鎌や(毛吹草追加下、南何)

山し絵どりき霧と絵島や(紙屋川水車集、第二)

山や野を雪花は消ゆ小野山や(毛吹草追加下、南何)

闇のみか見よき月よみ神の宮(立圃句集、下)

闇の宮

闇のみよ来つ月読の宮(紙屋川水車集、第一)

病む沙汰は果さぬ沙汰は肌寒や(毛吹草追加下、南何)

やむも身かろく黒髪揉むや(毛吹草追加下、春日何)

やめざるは延びたる旅の春雨や(俳諧廻文百韻)

やら寒や頸根(くびね)舟引くやんさらや(世話焼草、五)

やら辛や八重垣かべややらつらや(紙屋川水車集、第七)

やら殿ひかで手飼の虎や(紙屋川水車集、第二)

鑓(やり)安鑓や鑓やすやりや(紙屋川水車集、第二)

やる樽や今朝なんなさけやる樽や(紙屋川水車集、巻軸)

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