回文/つ行(1)
あいうえおINDEX
53文。(カッコ)内は出典等。
杖軽(かろ)し持ちたる太刀も代替えつ(享保12年信州万句合、廻文歌仙)
月出(い)でて問(とひ)に人出ていきつ(毛吹草追加下、春日何)
月遅き野萩の際の木曾を来つ(はした柴)
月照れば靄(もや)も百屋(ももや)も晴れて来つ(狐の茶袋、三)
月に聞き砧(きぬた)を狸聞きに来つ(紙屋川水車集、第四)
月に又村雲くらむ玉に疵(きづ)(東宰府天満宮奉額狂句合)
月に又止(や)めぬあの雨や玉に疵(きづ)(夢見草、五)
月に又よきは小萩よたまに来つ(はした柴)
月のもと清しといえば冬の夜の夕ばえいとしよき友の来つ(毛吹草追加下、廻文之狂歌・吾吟我集10、廻文哥、冬)
月の下(もと)野もよき四方(よも)の友の来つ(廻文俳諧之歌仙・俳諧廻文帖)
月ひと男ことを問ひ来つ(魚の歌合)
月星浮ぶふかう汐来つ(毛吹草追加下、春日何)
月も見き喜ぶころよ君も来つ(夢見草、五)
月を嵯峨霧ふり降りき笠を着つ(毛吹草追加下、南何)
月を常くず屋は安く寝つ起きつ(とはず口・梅の艶・新編柳多留、13)
月を常に見たか互(かたみ)に寝つ起きつ(毛吹草六、廻文之発句)
頭巾着つ寒さや寒さ頭巾着つ(崑山集)
付けつ縄(なは)牛をや惜しう花付けつ(紙屋川水車集、第三)
告げん端(は)の間や山の半月(廻文俳諧之歌仙)
拙(つたな)き中ははかなき名立つ(毛吹草追加下、春日何)
つたなや名立つつたなや名立つ(紙屋川水車集、第五)
つたふ鳥羽田は畑はとぶ田鶴(紙屋川水車集、第五)
つつしむか琴をば男感じつつ(紙屋川水車集、第三)
つつめども先づ妻求めつつ(毛吹草追加下、春日何)
つどひ来つ景見る三池月ひとつ(崑山集)
つどひ摘む野に名は何の六つ一つ(崑山集)
つなぎ船淀人一夜ねぶき夏(新編柳多留、10)
常の熱
つま琴を聞くにぞにくき男待つ
爪琴を向ひてひかん男松(毛吹草追加下、春日何)
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