回文/つ行(2)

あいうえおINDEX

53文。(カッコ)内は出典等。
つま籠めい(ひ)長閑な門のひめ小まつ(崑山集)

妻堤を見つつ待つ

妻戸か立てた立てた門松(紙屋川水車集、第一)

妻戸壁かざりよ其処もかしこ此処しかも去年(こぞ)よりさかえ(へ)門松(後撰夷曲集八、廻文哥)

妻戸通はば幅よ門松(享保12年信州万句合、廻文歌仙)

妻戸によ問ひ寄れよ人夜にと待つ(毛吹草追加下、南何)

妻戸人待つ妻戸人待つ(紙屋川水車集、第五)

妻の琴やさしらしさや床の松

妻の在(ま)す筺(かたみ)と見たか須磨の松(桃人評万句合)

妻や待つ

妻やまつ牡鹿鳴かじを妻や待つ(崑山集)

妻をとひ霞しみずか人をまつ(紙屋川水車集、第二)

妻を待つ

罪のきつつももつ月の水(世話焼草、五)

摘み除けい蓼(たで)の穂の出た池の水(毛吹草六、廻文之発句)

積み乗るは筏か高い春の水(毛吹草六、廻文之発句)

罪も消ゆらんむら雪も水(享保12年信州万句合、廻文歌仙)

冷たきは雪こそみ雪掃き溜めつ(俳諧廻文百韻)

つれなきを門に待つまい買つて来で使まつ間にとがをきなれつ(吾吟我集10、廻文哥、恋・毛吹草追加下、廻文之狂歌)

つれなきを悲しびし中起き馴れつ(毛吹草追加下、南何)

つれなき女難をきなれつ(俳諧廻文百韻)

連れの気々母の忍ばば木々の列(折句庫)

連れは来つ夜ながくかなよ月晴れつ(崑山集)

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