回文/し行(1)
あいうえおINDEX
120文。(カッコ)内は出典等。
至孝(しいこう)な子がはて我(わ/は)が子なう恋し(柳風狂句合)
祖父(じい)の意地
主(しう)も主望む先祖の氏(うじ)も氏(芦辺の鶴・新編柳多留、四)
汐(しほ)時海嘯(つなみ)皆月と星(紙屋川水車集、第二)
汐と水とぞ外つ見通し(廻文俳諧之歌仙)
しおり戸も梅(むめ)が眺めむもどり惜し(廻文歌百首)
鹿あよみ来るあれあるく見よあかし(紙屋川水車集、第二)
鹿追うおかししか追うおかし(紙屋川水車集、第七)
鹿が出た彼方は田中立て案山子(かかし)(毛吹草追加下、春日何)
鹿鹿(か)の子寄せないなせよこの案山子(峯の嵐・花もん日)
鹿ぞかししか友とかし鹿ぞかし(紙屋川水車集、第三)
鹿ぞ聞き知りてぞ照りし木々ざかし(廻文俳諧之歌仙)
鹿ぞ棲む田舎気(け)のない息子(むす)ぞかし(磯の波)
仕方なし見越しの仕込み品高し
鹿の角(つの)かし鹿の角(つの)かし(紙屋川水車集、第一)
鹿笛の草の穂の咲く野辺探し(新編柳多留、24)
滋賀むかし知ればあはれし滋賀むかし(紙屋川水車集、第八)
鹿除けに小田刈るかたをにげよかし(崑山集)
しきくやむ焼野をのけや無益(むやく)雉子(崑山集)
敷島や定家の書いて山色紙(筑丈評万句合)
敷砂はきよみぞ見能き花透きし(廻文俳諧之歌仙)
鴫たたば気は沢騒ぎ羽たたきし(紙屋川水車集、第四)
子規猶鳴きし子規猶鳴きし(毛吹草追加下、南何)
式部ぞ軒端萩のそふ岸(紙屋川水車集、第四)
樒(しきみ)摘み来ししきみ摘み来し(紙屋川水車集、第三)
頻(しき)りふり来し頻りふり来し(紙屋川水車集、第五)
繁る葉のまた引けよ持つ孫の手の小松も余計玉のはるけし(廻文歌百首)
繁る葉の間や山のはるけし(魚の歌合)
繁る葉をかざして岩間闇くだく深山は出でじ坂も遙けし(藤原隆信朝臣集)
しごきなやみか髪柳ごし(紙屋川水車集、第九)
猪(しし)と猪鹿添ふぞかし猪としし(崑山集)
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