回文/さ行(1)

あいうえおINDEX

67文。(カッコ)内は出典等。
さあ霧 たちに立ちたりき朝(毛吹草追加下、南何)

サア熨斗(のし)とよろこぶ頃よ年の朝(信州万句合集・新編柳多留、七)

嵯峨に来つかすめて召すか月にかさ(嵯峨にて、嵐山集)

嵯峨にのみ育つた蔦(つた)ぞ蓑(みの)に笠(享保12年信州万句合、廻文歌仙)

坂にのみ夜雉子来よ蓑に笠(はした柴)

嵯峨のきつよきか長き夜月の笠(嵐山集)

坂の名は知らず越すらし花の笠

坂の春べぞ添へる羽(は)の笠(廻文俳諧之歌仙)

盛(さかり)かと梅(むめ)かとがめむとがり空(毛吹草六、廻文之発句・崑山集)

さがれきもりの糊もきれ傘(世話焼草、五)

作意せよ勝負(かちまけ)間近よせ軍(いくさ)(世話焼草、五)

咲くいなばもどれどれとも花軍(はないくさ)(毛吹草追加下、南何)

咲く色よいざ皆見さい鎧草(夢見草、五)

咲く色よ出立つた躰(てい)よろい草(享保12年信州万句合、廻文歌仙)

咲く色よ白しなしろしよろい草(崑山集)

さくいろよながくかくかなよろい草(崑山集)

咲く色よ花にも似なば鎧草(花もん日)

さく数(かづ)は香をとへ十日廿日草(崑山集)

咲くかづは知らじやしらじはつか草(崑山集)

咲くかづはだんでかこんだ廿日草(崑山集)

咲くかづはどれより選れと廿日草(崑山集)

咲く数は十(とを)とや十と廿日草(夢見草、五)

咲くことを喜ぶころよ男草(夢見草、五)

さく時はよろこぶ比よはぎと草(崑山集)

石楠(さくなぎ)をしらなみならし翁草(鷹筑波、二)

咲くに惜し馬(むま)はや喰(は)まぬ紫苑(しをに)草(毛吹草追加下、春日何)

咲くに惜し見ぬかゆかぬ身紫苑(しをに)草(毛吹草六、廻文之発句)

咲く野辺のよき葉のはぎよ野べの草(崑山集)

咲くは咲く地や八千ぐさは草(紙屋川水車集、第二)

咲く花は咲く草花は草(視聴草、四集二)

咲く日まず取る手や出るとすまひ草(崑山集)

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