回文/さ行(2)
あいうえおINDEX
67文。(カッコ)内は出典等。
裂く紐を解け夙(と)く解けと思草(毛吹草六、廻文之発句)
咲く踏まずよけ足あげよすまふ草(崑山集)
咲くべしを花形か名はおしへ草(崑山集)
咲くまじか鹿の見のがし鹿島草(世話焼草、五)
咲く三株花畑花はふかみ草(毛吹草追加下、南何)
咲く水か夏かつがつなかつみ草(毛吹草六、廻文之発句)
咲く見たか互(かたみ)にみたか形見草(毛吹草六、廻文之発句)
咲く見つつそとんだんだんとぞつつみ草(崑山集)
咲くみつつ手打てや手打てつつみぐさ(崑山集)
咲く見つつはな形か名はつつみ草(崑山集・毛吹草六、廻文之発句)
座組みつつほほんたんほほつつみ草(崑山集・峯の嵐)
咲くめもや萩よりよきはやもめ草(崑山集)
咲くや草芍薬(さくやく)や草咲くや草(紙屋川水車集、第三)
桜うぐひを追ひ来(く)浦草(廻文俳諧之歌仙)
桜木のとびしかをりは花の園(その)縄張りをかし人の気らくさ(狂言鶯蛙集、18)
桜木のもとにみなはや今朝も来も酒や花見に友の気楽さ
桜草花か木か名はさくら草(世話焼草、五)
桜のみ我が身のみかは身の楽さ(花もん日・新編柳多留、10)
酒の名は伊丹呑みたい花のけさ(信州万句合集)
酒飲むも伊勢誓文の袈裟(世話焼草、五)
さけば今朝梅(むめ)をたおめむさけばけさ(紙屋川水車集、第二)
栄螺(ささい)貝小鯛章魚(たこ)烏賊いさざ(磯の波)
笹の葉に霜をも重し庭の笹(はいかい錦の翅)
酒もる盛れややれ盛るもささ(毛吹草追加下、南何)
定めつのびた旅のつめたさ(世話焼草、五)
里清く腰を伸しよし見よ花はよみし吉野を至極よきとさ(花古歌口ならひ・廻文歌百首)
さと群れつ人目遠さえ歌ひ結ひ田植早乙女とひ連れむとさ(廻文歌百首)
座の間釜の座座の間釜の座(紙屋川水車集、第七)
多難(さはなん)をもちた育ちも女業(廻文俳諧之歌仙)
触(さは)るかいるか軽い軽業(峯の嵐)
さはるな漆著(しる)うなるわざ(紙屋川水車集、第一)
さむさとやたてた戸たてた宿寒さ(崑山集)
寒さのみ寒さや寒さ身の寒さ(毛吹草六、廻文之発句・崑山集)・花もん日
寒さよ著(しる)く苦し夜寒さ(毛吹草追加下、南何)
小夜きつるけふぞまたきし涼風か涼しき玉ぞふける月よさ(廻文歌百首)
小夜照れば望(もち)は軒端に来つるなる月には木の葉地もはれてよさ(廻文歌百首)
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