回文/お行

あいうえおINDEX

18文。(カッコ)内は出典等。
おひくだすよど川かとよすだく氷魚(ひお)(立圃句集)

老(おい)の来つ雛の身のはし月の庵(いお)(柳風狂句合)

老の気は虫の音もしむ萩の庵(芦辺の鶴)

老の名は若(も)し友歳も花の庵(新編柳多留、17)

御頭(おかしら)も取手みてりと洩(もら)し顔(廻文俳諧之歌仙)

稚(おさな)さをすかすよ賺(すか)す稚さを(毛吹草追加下、南何)

惜しきをぞ見つむら草や名は知らじ花や咲くらむ摘みぞおきしを(摘草)(廻文歌百首)

惜しめどもついにいつもと行(ゆ)く春は悔ゆともついにいつもとめじを(悦目抄・海録、二)

おちこちへもし人連れむ戻り雁友むれつどひしも越後路を(廻文歌百首)

音長閑(のどか)くるか手軽く門(かど)の戸を(雑体句集)

おどらむ狸きぬた村遠(むらとお)(紙屋川水車集、第一)

思ひなば解い(ひ)て待て人花紐を(廻文俳諧之歌仙)

下り居待たばや八幡まいりを(廻文俳諧之歌仙)

折りかざし人訪(と)いて来(き)見その花は望み来て人とひしさかりを(紙屋川水車集、下)

折の至ればはれた祈を(廻文俳諧之歌仙)

折るな枝鶯ひくう妙(たえ)なるを(廻文俳諧之歌仙)

折るな枝野菊の茎のたえなるを(峯の嵐)

折るな花注連(しめ)して〆(しめ)し縄(なは)なるを(さへづり草、浅草寺本堂のうしろの千本桜につけた回文の禁札)

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