回文/み行(1)

あいうえおINDEX

65文。(カッコ)内は出典等。
磨かぬ鏡

神鏡(みかがみ)

みがかん鏡みがかん鏡(紙屋川水車集、巻軸)

見かけさばきて手際さげ髪(毛吹草追加下、春日何)

御仮屋(みかりや)はひら並ならび時行(はやり)神(廻文俳諧之歌仙)

身軽な鳴かななかな鳴神(世話焼草、五)

見聞けただ躍りより戸をたたけ君(紙屋川水車集、第五)

三寸(みき)の名はからつ珍らか花の君(紙屋川水車集、第九)

見し程すらも洩(もら)す乏しみ(廻文俳諧之歌仙)

水泉(いづみ)むまくや汲まむ水泉(夢見草、五)

水出でた以後や冷(ひや)こいだて泉(紙屋川水車集、巻軸)

御簾(みす)かくか山の木の間やかく霞(世話焼草、五)

御簾買つた彼岸にむかひ立つ霞(世話焼草、五)

御簾透きつ内裏がり行た月涼み(紙屋川水車集、第一)

水車杵臼溶木(うねき)まるく積み(はした柴)

水冷(つめ)た鴛(をし)はとはじを溜堤(狐の茶袋)

水(みづ)のかた村鳥とらん鷹のつみ(崑山集)

見世の木のぬけがらがけぬ軒の蝉(崑山集)

見たか句を手際に吐きておく記念(かたみ)(新編柳多留、26)

見たか名は野な花々の花筺(かたみ)(毛吹草六、廻文之発句)

見たか名は梅(むめ)と見とめむ花筺(夢見草、五)

見たか花忠度(ただのり)の只名は形見(崑山集)

弥陀に見たくば箔彩(はくだ)みにだみ(毛吹草追加下、春日何)

道々見おき露月を道みち見(紙屋川水車集、第二)

見つに嚊(かか)聞くにも憎き嚊に罪(芦辺の鶴)

未得(みとく)と見句よ言の葉のとこ目とめ言の葉のとこよく見とくと見(俳諧廻文百韻)

皆筏出し竿さして高い波(毛吹草追加下、南何)

皆空(くう)の世界なり地も水も火も罪も塵無い風のうく波(廻文歌百首)

水(みな)底ききよき清きこそ波(毛吹草追加下、南何)

水無月を皆見や皆見沖つ波(夢見草、五)

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