回文/ま行

あいうえおINDEX

41文。(カッコ)内は出典等。
参る鷹野と殿かたる今(紙屋川水車集、第一)

孫抱かば太鼓羽子板博多独楽

孫の独楽

馬子乗るは無体ぞいたむ春の駒(毛吹草六、廻文之発句)

孫乗るは喜ぶ頃よ春の駒

真砂(まさご)地を軽くも来るかお稚児様(毛吹草追加下、南何)

真砂地をめす笠かすめお児(ちご)さま(霞、崑山集)

真砂よ風が風が横さま(毛吹草追加下、春日何)

正(まさ)しくや春信じるは薬師さま(雑春、崑山集)

まさしく病むな南無薬師様(享保12年信州万句合、廻文歌仙)

まじれ名は鳥と鵆(ちどり)と離島(毛吹草六、廻文之発句・崑山集)

貧しきのちは恥ぢのきし妻(俳諧廻文百韻)

枡の隅(すま)

ます文(ふみ)か紙伸(の)すのみか紙ふすま(紙屋川水車集、第二)

又明けばむきつる頭巾はげあたま(世話焼草、五)

又あたまはると躍るはまたあたま(紙屋川水車集、第八)

又うちやるややるや中玉(ちうたま)(毛吹草追加下、春日何)

又飛びぬ女(め)と男(お)とあはれぬし知らじ死ぬれは跡をとめぬ人玉(吾吟我集10、廻文哀傷・古今夷曲集、八)

松焚きて貰ふ湯風呂も出来た妻(種くらべ)

松茸に手出しをしたで逃げた妻(蔦蔓恋之花菱)

待つに文やり宵よりや三符(みふ)に妻(崑山集)

松の木の霞は見ずか軒のつま(崑山集)

松の木のしら露つらし軒のつま(世話焼草、五)

松の木長閑(のどか)門軒の妻(紙屋川水車集、第一)

松の木ののびる春日(はるひ)の軒の妻(毛吹草追加下、春日何)

松の木の梅(むめ)や悩めむ軒の妻(立圃句集、上・崑山集)

松の木のやさしきふさや軒の妻(ごまかしの回文、はした柴)

松の木の雪やはや消ゆ軒の妻(毛吹草六、廻文之発句・崑山集)

松の戸や茸狩かけた宿の妻(狐の茶袋、三)

松の名はふうふやふうふ花の妻(お松といへる子をよめに取りける人のもとにて、崑山集)

待つはつらいと苛(いら)つは妻

待つ日のしるししる忍妻(世話焼草、五)

待つ無駄寝廓を悪く妬む妻

待つ夜来よ妻待つ夜来よ妻(毛吹草追加下、南何)

間夫(まぶ)と恋ひ能(よ)い間に毎夜日毎不間(ぶま)(芦辺の鶴)

摩耶に来つよい景景よ月に山(まやのくわんおんの御まへにて、崑山集)

摩耶の北よき清滝の山(紙屋川水車集、第三)

摩耶の山

丸く咲かば名こそそこなは風車(毛吹草六、廻文之発句)

まるくを乗るは春の小車(毛吹草追加下、春日何)

満月に千町(ちまち)市町荷付け馬(はした柴)

万里乗り馬まんり乗りむま(紙屋川水車集、巻軸)

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