回文/き行(2)
あいうえおINDEX
112文。(カッコ)内は出典等。
北野なは梅(むめ)かなながめむ花の滝(崑山集・紙屋川水車集、第一)
北山や清水夏見し山や滝(崑山集)
北を締め冬の夜の夕飯を焚き(新編柳多留、19)
きつき夜風が風がよき月(毛吹草追加下、南何)
啄木鳥(きつつき)が鳴くぞ覗くな垣続き
啄木鳥の飛ぶや小藪と軒続き
啄木鳥のねくらす楽寝軒続き(たねふくべ、六)
啄木(きつつき)のやる蔦つるや軒続き(はした柴)
切って継ぎ
きつと名は残りはりこの花と月(小町寺にて、峯の嵐)
狐(きつ)に問ひ何度もどんな人に憑き(毛吹草追加下、春日何)
狐が寺で鐘つき(尾張童遊集)
狐憑き
木津の川浪皆和歌の月(享保12年信州万句合、廻文歌仙)
狐(きつ)の火よしらけにけらし宵の月(毛吹草六、廻文之発句・崑山集)
着つも着つ寒さも寒さ月も月(世話焼草、五)
奇特さや草の名はただ芍薬(さくやく)や草ただ花の咲くやさく時(紙屋川水車集、下)
奇特を仕彼岸にむかひ死をくどき(紙屋川水車集、第五)
着なし舞(まひ)初(そめ)目ぞ隙(ひま)しなき(廻文俳諧之歌仙)
黄な鳥の春告げつるは法(のり)と啼き(新編柳多留、26)
気なもみな乗せば矢橋(やはせ)の波もなき(廻文俳諧之歌仙)
黄なや又錦木岸に玉柳(毛吹草六、廻文之発句)
黄なや又錦に岸に玉柳(続山井秋)
黄なやわが錦や岸に川柳(鷹筑波、一・崑山集)
着風俗(なり)はそれや破(やれ)ぞわりなき(廻文俳諧之歌仙)
絹しばし寒さや寒さしばしぬぎ(毛吹草追加下、春日何)
絹をぬぎだてめにめでた絹を脱ぎ(紙屋川水車集、第一)
気のしむか月より廬橘(りよきつ)柑子(かむじ)の木(世話焼草、五)
木後はきる木きる木鉢の木(紙屋川水車集、第一)
気のつまる気色うとし日気のひぬ日軒ひしと憂きしげる松の木(世話焼草、五)
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