回文/け行

あいうえおINDEX

43文。(カッコ)内は出典等。
景寒(さむ)し雪早(はや)は消ゆ新(しむ)在家(毛吹草六、廻文之発句・崑山集)

怪我をしば悔やむも無益(むやく)梯(はし)を掛け(俳諧廻文百韻)

夏書(げがき)つづれば晴れつ月影(享保12年信州万句合、廻文歌仙)

下戸かは色師白い若後家(享保12年信州万句合、廻文歌仙)

今朝祝ひ飲めや菖蒲の祝ひ酒(夢見草、五)

今朝うたふ飲めかや瓶(かめ)の葡萄酒(毛吹草、追加下)

今朝う(む)まし飲めやあやめの自慢酒

今朝嵯峨は御代祝ひ読み和歌ささげ(はした柴)

今朝酔(ゑ)うた野辺の早苗の田植酒(夢見草、五)

今朝授(さづ)く二字のその師に沓(くつ)ささげ(世話焼草、五)

今朝と待つ呑めやあやめの夫(つま)と酒(折句紀の玉川、二)

今朝何事を男になさけ(毛吹草追加下、南何)

今朝の酒

今朝の酒のめやあやめの今朝の酒(崑山集)

今朝の座円く車座の酒(峯の嵐)

今朝の菜は下地にしたし花の酒(俳風国恩会狂句)

けさのみか蔵昼開く神の酒(崑山集)

今朝のむか寒の日飲むかかん(む)の酒(世話焼草、五)

今朝のむかしますなすまし寒の酒(崑山集)

今朝飲むが自慢ぞむまし寒の酒(鷹筑波、五)

今朝のめか長閑な門(かど)のかめの酒(毛吹草追加下、南何)

今朝のめか春初春は瓶の酒(毛吹草追加下、南何)

けさのめよ春年とるはよめの酒(崑山集)

今朝の桃よいよりよいよ桃のさけ(崑山集)

けさはそとのむこそこむの屠蘇は酒(崑山集)

今朝張りし帷子(かたびら)襞(ひだ)か尻は裂け(俳諧廻文百韻)

今朝春や勇む万歳やるは酒(とはず口)

今朝ひかむ額(ひたひ)も痛い迎酒(むかひざけ)(新編柳多留、19)

今朝みなは素不二の詩賦す花見酒(はした柴)

今朝皆は飲まじ小島の花見酒(毛吹草六、廻文之発句・崑山集)

今朝はのめや菖蒲(あやめ)の花見酒(毛吹草追加下、春日何)

今朝皆はへた歌うたへ花見酒(崑山集)

今朝よさけ今朝さけささげ今朝よさけ(崑山集)

今朝よとひ出来た又来て一夜酒(世話焼草、五)

今朝よ都鄙(とひ)飲みたえ民(たみ)の一夜酒(崑山集)

今朝よ雌(め)の雉子さく座敷のめよ酒(崑山集)

袈裟を着て羽柴暫(しばし)は敵を避け

下司のよい住居(すまい)にいます伊予の助(紙屋川水車集、巻軸)

下駄はくな鶯低うなく畑(入舩狂句合・新編柳多留、18)

狐の根付

今日(けふ)のよさ月庭に来つさ夜の更(ふ)け(廻文歌百首)

今日は皆した嗜(たしなみ)は武家(紙屋川水車集、第一)

けふも呑み老いのその日を身の設(もふ)け(三種尺、初・あかねうら)

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