クリスマスとX'mas

言葉はその言葉を使う人々の地域性や集団、慣習や都合によって様々な意味や形態に変化していくのは事実だ。
ある地域では決して使われない言葉も別の地域では公然と使われる。トラブルが発生するまでは、人は他の地域ではその言葉がどんな意味を持つか知ろうともしない。
日本でクリスマス(Christmas)を短く縮めて「X'mas」と表現するようになったのはいつのことだろうか。多分、新聞等の活字メディアが紙面節約や文字数削減の目的で実行したものだろう。
でも彼等は「X」の持つ意味を知らなかった。巷で堂々と「X'mas」と表現しているのを見ると今でも知らないのだろう。それとも知っていて知らんぷりをしているのか。知っていたとしても、もう誰も気にする者はいないようだ。
「X」はずばり英語圏では「SEX」の意になる。「XX」や「XXX」は更にハードコアになる。だから日本に初めて来た英語圏の人は「X'mas」の文字を見てギョッとするにちがいない。
以前、トヨタが米国で新車に「セリカXX」とつけたことがあった。「X」を「Extra」の意味で更にダブらせたらしい。しかしすぐに名称を変更せざるを得なかった。「スープラ」の誕生秘話として知られている。
似たような話だが、日本で店の名称として「JAP」とした人がいる。国辱ものとは思うが気にしていないらしい。
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